マンチェスターU vs バルセロナ (欧州CL決勝)

攻撃型サッカーの代名詞&現代サッカーを象徴する2チームが夢の顔合わせ、
各々が持ち味を発揮した乱打戦になれば面白いな・・・、と途中までは思っていました。
開始後10分までは完全にマンUペース。Cロナウドもかなりキレているように見えましたが、
10分過ぎ、バイタルエリアでマークが付いても慌てることのないイニエスタのドリブルから、
絶妙なパスがエトーへ。切返し1発&アウトサイド気味に押込んでゴール!!
この先制点をきっかけに、バルサの固さが取れ、一気にパスが流れはじめました。
国内リーグでは、常にイニシアチブを持って堂々とゲームを支配するマンチェスターUが、
ここまで一方的にやられるとは、正直まったく予想していませんでした。
最近の日本サッカーは、育成も含めて「個の力」を重要視する傾向にあるようですが、
「個の力」を以って一体どこを目指すのか・・・、この試合は最高のサンプルだと思います。
攻撃の突破口となる、アイデア溢れる一発物の仕掛け&トリックも観る側は楽しいですが、
最も重要な個人スキルは、ベーシックな「トラップ」ではないでしょうか?
どの様なボールも、柔らかく&余裕をもって捌き、常にルックアップし、最善の選択を行う、
そんな当たり前のことが何より難しく、かつ最も大切な要素なのでしょう。
そして、バルサにはそれを可能とする選手が何人もいるため、点と点が非常に高いレベルで
有機的に繋がり合い、昨年王者のマンUでさえ為す術のない、無敵のポゼッションサッカー!
「個の力」の究極は、この様なサッカーを展開する「組織」の一部として機能足り得る力を、
個人レベルで保有する、という点に帰結するのかもしれません。

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